涸沢で誕生日

14日から奥穂高岳に行ってきた。
1日目は横尾山荘泊、2日目に稜線まで登り涸沢岳を往復して穂高岳山荘泊、3日目は奥穂高岳に登ったあと涸沢まで下って涸沢ヒュッテ泊、4日目に上高地に戻るというラクチンな日程だ。


横尾山荘は新しく、お風呂も入れるしスキーヤーズベッドのようなタイプなので快適そのものだ。



2日目は快晴。
涸沢ヒュッテの手前から見た奥穂高岳(左)と涸沢岳


涸沢ヒュッテには順調に9時半頃到着。
少し休憩して稜線を目指す。
写真は今回の最大の難所、ザイテングラート。


3日目。
昨日は午後からガスが湧いてきてお天気がちょっと心配だったが、本日もまずまず。
遠くの山はこういう日のほうがかえってよく見える。
7時過ぎに奥穂高岳登頂。



槍の左奥が立山(後ろに剱)。
その左手前の赤っぽい山が赤牛、その奥の黒っぽい山頂が水晶、その左が鷲羽。
さらに左奥のでっかい山体が薬師だ。




今度は槍の右側。
手前が針ノ木、その右が鹿島槍
遠くに白馬岳も見える(写真でちょんと尖って見えるのは旭岳、白馬岳は手前の白馬鑓と重なっている)。
雲に浮かんでるのは、妙高・火打・焼山・雨飾。



ザイテングラートのすれ違いも少なく、順調に下山。
お昼前には涸沢ヒュッテに到着した。
テラスで登頂と私の誕生日を祝って乾杯。
生ビールとおでんをご馳走になった。


写真は涸沢ヒュッテのテラスから見た涸沢小屋と北穂高岳


ポカポカした午後をこのテラスで過ごしていると、とてもリッチな気分になれる。
ヨーロッパアルプスの山小屋にいるようだ。
実際、このロケーションは、本場のアルプスにもヒケをとらないだろう。



最終日は小雨。
上高地まではなんの問題もなく降りてきたが、その後の焼岳下見が大変だった。
2年前にakemi丼とツッシーと3人で同じコースを登っているのだが、イマイチ心配だったので念のために登ってきた。
午後1時15分出発。
土砂降りの中、半分走りながら中ノ湯に戻ってきたのは5時半だった。