「登山だけは絶対にいや」というある人のたっての願いもあって、二日目は上高地観光をすることに。
私は、何度も上高地へは行っているが、ナイスク時代は春フェストで天候が悪くて乗鞍に登れない場合の代替だから、晴れた上高地を知らない。
登山や山スキーのときは、一目散に横尾を目指すので、大正池や河童橋など見向きもしない。
たまには、ゆっくり散策するのもいいと思った。
大正池でタクシーを降りて散策路を歩く。
穂高の稜線は、残念ながら雲の中だ。
明神岳だけがわずかに頭を出している。
ウェストンの碑を見たりしながら、河童橋までゆっくり歩く。
河童橋を渡って、もう少し奥に入ってみた。
いかにも上高地らしい風景に出会った。
それにしてもやたら寒い。
帰りに沢渡で足湯に浸かったが、寒くて足を出せないほどだった。
その夜から、山は雪に見舞われて、月曜日からの裏剣〜仙人池の登山は大変な目に遭うことになる。
