装具

昨日、ようやくギプスが取れた。
先週、足の型取りをしておいた装具が出来上がってきたので、代わりにそれを装着する。

外履き用のオーバーシューズも含めて、


43000円也!


カカトの高い厚底サンダルのようなもの。
靴底の部分にマジックテープで5層のソールがついている。

ひとつずつ減らして、少しずつかかとを低くし、足首の角度を直角に近づけていくらしい。

こんなもんでよければ、足型に合わせてわざわざ作らなくても、
スキーのインナーブーツにカカトだけ付ければいいものを…。
ま、フツーの人はインナーブーツなんてないだろうし、
万が一あったとしても足型にぴったり合ってるということはなかろう。


これを着けたからフツーに歩けるか、というとそうではない。
やっぱり松葉杖のままだ。
左足も着くことはできるのだが、体重をかけてもいいのは20kgまでだそうだ。
どれぐらいが20kgかなんて見当もつかないから、体重計の上で左足を踏み込んで練習する。
この練習を続けていけば、スキーのときに外足に100kg、内足に60kg荷重しろ、
なんてことが可能かもしれない。

な、ワケないか…。


ふくらはぎの筋肉のまわりを測ってもらったら、左足が1cm細かった。
2〜3cmほどくなる人もいるので、筋肉の落ち方はマシなほうらしい。
元々、左足のほうが筋力があった、というのも幸いしたのかもしれない。

足首の角度は、通常なら+15°(直角より、ということだろう。つまり75°か)以上になるらしい。
私の左足は今のところ−10°(つまり100°)。
マッサージしながら少しずつ曲げていくのだが、これがかなり痛い。


これから3週間は、両方の松葉杖が必要だと言われた。
もうしばらく辛抱の日が続く。