限りあるコブの雪を大切に

 

ただでさえ雪が少ないのに加えて今週の高温。

せっかく最高のリズムに仕上がったコブがピンチです。

ここオオマツでは多くの人手やお金をかけて、

ごくフツーのスキーヤーにはとても滑れないような氷の斜面を作っていますが、

カニシは毎日ひとりぼっちでコブのメンテをしています。

生まれつき、天の邪鬼なんでしょうね。

ブッシュの出てきたところにスコップで雪を入れ、

ひたすらデラがけをします。

おかげで、コブじゃないところはブッシュ出まくりなのに、

コブのラインは今のところ上から下まで46ターン、連続で滑れます。

コブを滑る方にお願いです。

ちゃんと膨らんだところを使って滑りましょう。

コブの出口でスキーを振って、ミゾの中でチカラづくのエッジングをしている方。

えぐれたところはコブではなくミゾです。

それはコブを滑っているのではなく、ミゾを滑っているのです。

春の柔らかい雪だからなんとかなってるものの、

これが硬いコブなら確実に発射してしまうでしょう。

バンク滑りでなくても構いませんが、

エッジングはちゃんとコブの膨らみを利用しましょう。

コブにも身体にも優しい滑りで、シーズン最後までコブを楽しみませんか。

でも、あと2回や3回降ってくれないとムリかなぁ…。