さすがに2日連続は…。
出発時には稜線は雲がかかっていた。
が、それでも今日は6月の定番、内蔵助カールを目指す。
大走りの尾根の急斜面を登る。
稜線に出る頃は晴れてはいたけど、モクモクと不穏なガスが湧いてくる。
しかーし、今回の我々は持っていた。
内蔵助カールを富士の折立側に登るうちに斜面はすっきりと晴れ渡った。
3人の滑りを見よ。
もちろん、私自身の滑りの映像はないのだけど、自分では生涯でも5本の指に数えられるほどのいい滑りができたと思っている。
それほどの斜面と雪質だったのだ。
登り返してもう一本滑りたかったけど、今日は下山しなくてはならないので大走り尾根に引き返す。
手前から富士の折立、大汝、雄山。
一番手前の左側が上の写真にある滑った斜面だ。
もうお昼をとうに過ぎていたけれど、大走りの雪も最高だった。
どれほど気持ちいいかは、フィルムクラストを一度でも滑ったことのある人ならば、3人が滑ったあとの崩れ落ちる雪でわかると思う。
例年、6月にはもっとも雪質のいい内蔵助カールではあるけれど、今年はとびきりだった。
これだから、身体の続く限り立山通いは止められないなぁ…。