抗生剤

菅平は雪。
「ざまぁ見ろ」てな具合に降っている。
フツーなら、ツバクロのリフトが止まっているのを幸いに、シールで登ってパウダーを滑りまくるのに…。


昨日までずっと抗生剤の点滴をしていた。
退院後も1日3回、毎食後に抗生物質の錠剤を飲む。
手術のリスクでもっとも大きいものは感染症だと、手術前から繰り返し聞かされていた。


でも、私には「抗生剤」より

「雪狂ひ」。

「粉患ひ」。

に効く「更生剤」こそ、必要かもしれない。


でも、本当に「更生剤」が必要なのは、オレよりナオコ(うーん、直子センセなんて書くより、カタカナで「ナオコ」って書いたほうが、かなりビョーキっぽい)だな。

ほら、これかなりイっちゃてる笑いでしょ。


だいたい、ただの寒冷地の菅平にいるオレは、北海道のナオコに比べてうんとユーワクが少ない。
再犯の可能性が低いわけだ。

だいたい、ビョーキの程度から言っても、オレのスキーはたかだかセンター幅88mm。
ナオコのは、130mm超。
どっちが重症か、シロートでもわかろう、ってもんだ。