硬い!!

今日はクライストチャーチも朝から快晴だ。
毎朝、準備ができるのを待って6時に朝食を食べる。
ま、私的には普段と変わらないワケで、どうってことはない。


今日はマウント・ハットへ行ってみることにした。
お迎えはいつものハイエースではなく、マイクロバスだ。
市内何件かのホテルで他のお客さんをピックアップしていく。
中国系? の人、間違いなくイスラム系の人…、どう見てもスキーをやるようには思えない。
気にはなったが、今日のドライバーはソフィではなくトムという男性だ。
早口で(実はごく普通に)英語を喋るのであまり聞き取れない。
質問するのを諦めて、居眠りをしながら乗っていた。


マウンテンロード(=舗装していない山道)が、ポーターズより長い。
急なカーブの連続に少し気持ち悪くなりかけた頃、ようやくマウント・ハットに到着した。
トムさんは親切にリフト券の引き換えに連れていってくれ、その際少し話した。
例の観光客っぽい人たちはビギナーで、道具はもちろんウェアもレンタルしてスクールにはいるそうだ。
トムさんは、4年間スキーインストラクターをやり、その後パトロールをやって、今はドライバーだと言った。
12時に待ち合わせをして一緒に滑ろうと言う。
面白いコースを案内してくれるかもしれないのでOKした。
ちゃんと聞けなかったが、どうやらソフィの旦那さんらしい。


マウント・ハットは大きなスキー場で、6人乗りのチェアリフトがある。
オーストリアの男子、スイスの女子ナショナルチームが練習にきていた。
日本人も多い。
安比の児玉さんにもバッタリ会った。
トムさんは今日のバーンは「ハード」だ、と言っていたが、その硬さはハンパじゃない。


いいお天気なのでお日様が高くなれば緩むだろう、と思っていたが、甘かった。
お昼頃になってもまったく変わらない。



トムさんが案内してくれたのは、確かにいい斜面だった。
が、如何せん硬いゴロゴロだらけで、滑りにくいのなんの。
どうせ硬いなら、せめてフラットなところを滑ればいいのに…。


結局、帰るまでずっと硬いままだった。
午後には陽が当たるだろうと思っていた斜面は、なんと、日陰のまま。
自分の予想したところとはまったく違う位置に、太陽はあった。
南半球では、太陽は反対向きに動くの?
「♪西から登ったお日様が、東へ沈む」。
そんなワケはないけど、感覚的には天才バカボンのようだ。



屋根の雪下ろしをする若者たち。
今シーズンの雪の多さを物語っているが、今日は硬かった…。