大野センセ

jukuchou2007-02-24

川場から大野センセに来てもらってモーグルコースを実施した。
この人が来ると、教室全体がなんとなく明るくなるから不思議だ。


今回はモーグルコース希望者が3名しかいなかったので、せっかくだから通常のコブコース希望者も交えて、最初の1時間あまりレッスンしてもらった。
はじめに、整地でつま先に乗り続けながらターンし、次にターンの切り換えで両方のつま先に乗る練習をした。
そこに、ターン後半、外足の足裏の真ん中、土踏まずあたりで踏みつけることを加えた。
コブでは、両足のつま先に乗ってコブの向こう側を滑り降り、次のコブのふくらみが来たら外足の真ん中で踏む感じになる(徐々にコブに踏ませてもらうようになるのだが…)。


2班に分かれた後、コブで試してみたが、これがなかなかうまくいく。
どこで外足を踏むのかさえわかってしまえば、コブの滑りがオートマチックになる。
コブを越えるときに、スキーをピボットさせて横滑りをしていた人も、徐々にフォールラインに向かって滑れるようになった。


「両足で滑り降りて、外足で『トン』」だ。


私にとってなにより収穫だったのは、コブでトップからのズラしを使った滑りと、整地でカービングの滑りが、ほとんど同じ運動要素であることが再確認できたことだ。


つまり
「両足でフォールラインに滑り込み、ターンの仕上げは外足」
ということである。


違いは、エッジを立てるためにスキーが身体から離れていく、というところだけだ。
それにしても、未だに「外足でターンに入って両足(内足のアウトエッジ)でターンを終える」人のなんと多いことか!