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再び「民意」表明の仕方について

安保法案が衆参両院で「強行」採決されたとき、あれほどエラそーに間接民主主義や議会制民主主義を語っていた人は、今はどうしているんだろう?

民意を示すのはデモや世論調査ではなく、唯一選挙による。あくまで選挙で選ばれた代表が、一定時間の議論を経れば(質は関係なく!?)多数決で決める、のが民主主義だと言っていたはずなのに…。

沖縄の「民意」は選挙の結果からして、どう考えても辺野古基地建設に反対でしょう。
「安保法案」をできるだけ前面に出さないよう(「集団的自衛権」という言葉も一切使わず)、争点を景気回復にだけ向けて総選挙に勝った自民党とは違い、名護市長選、沖縄県知事選での争点は、完全に「辺野古」だった。

仲井真前知事の承認を根拠に埋め立て再開を強行するアベ政権。
それって、明らかに選挙で示された「民意」に反し、「民主主義」を逸脱していませんか?

その前知事は、その是非を問うた選挙で完膚無きまでに敗れているのですから。

知事選の投票率は64.13%で前回の60.88%を3.25ポイント上回り、県民の関心の高さがわかる。
翁長氏の得票は投票総数の51.22%を占める圧勝だった。

さらに、あれだけ自公が圧勝した衆議院選でも、沖縄では「全敗」という結果が突きつけられた。

ほぼ住民投票に近いほど争点が一点に絞られたこれらの選挙で、これほど明らかな「民意」が示されているのに、それに沿わない政策が実行されようとしている。
これが、あなた方の言う「民主主義」ですか?


選挙で示された「民意」などとは関係なく、時の権力者は自分のやりたいようにやる。
それどころか、その「民意」を「地域エゴ」とでも言いたげな(さすがにそこまであからさまには言ってませんが、内心はそう思っているに違いないように見える)態度。
その政権を支持する人たちも、自分の都合に合わせて「民主主義」を説くだけ(自分の意見が選挙結果の多数派なら「間接民主主義」を主張し、そうでなければ無視する)。



今、アベ政権がやろうとしていることにわずかでも理があるならば、「間接民主主義」の視点からどなたか私に説明してくれませんか?


普天間の危険性を除去する唯一の手段」なんてのはダメですよ。そもそも、普天間にいる米海兵隊が日本の安全保障にどの程度貢献しているのか、ただ、基地を閉鎖して出ていってもらう(例えばグアム?)じゃ、なぜダメなのか。そんな「そもそも」論になってしまいます。



あくまで、「国益」と称して「地域の民意に反する政策」を実行するのが「間接民主主義」にかなってるかのかどうか、という論点でお願いします。