久しぶりなのに…

更新が久しぶりで、ようやくフェイスブックとの連携もできるかもしれない? 方法が見つかったから、「オフ企画」の宣伝でもしようと思ったのに…。


ごく身近な組織でもそうなんだけど、この人にだけは物事を決めてほしくない、という人に限って、そういう立場にあることが多い。
その最たるものが、国会議員だろう。


自民党勉強会(なんの?)の3バカトリオ。

青年会議所理事長のとき、委員会をつくってマスコミをたたいた」井上貴博。そんなことやってたヤツが国会議員になれるんかい。

「沖縄の世論はゆがみ、…」と言った長尾敬は以前の演説で、「沖縄のいびつなマスコミ、後押しする左翼勢力、バックにある中国共産党工作員の存在」とか、きっとスゲェ証拠を握ってるんだろうな。

中でも「マスコミを懲らしめるには、…」の大西英男
「懲らしめる」って、水戸黄門以外で久しぶりに聞いた。
厳重注意されても、一晩経てば「誤った報道をするマスコミにたいして、広告は自粛すべきだ」って。
懲りないって言うか、ここまでくると、「戦争法案」の審議妨害のために野党の(あるいは長尾さんがおっしゃる中国共産党の?)仕込んだ工作員ではないか、と思えるぐらいだ。

ま、一番の親分が、この前の選挙のときだったか、出演した番組の街頭インタビューの映像にイチャモンを付けた上で、「私の言論の自由だ」なんて言う人だから、そのオマケみたいな人たちがこんなんでも仕方がないか。


自民党は、戦争法案を違憲だと言った長谷部教授を「人選ミス」と言ったのに、百田尚樹はミスじゃないの?
それよりも、小林よしのりを講師に招く勉強会はダメなのに、飲み屋のバカ話(本人談)みたいなこの会はいいの?

百田尚樹は一般人だから「言論の自由」があるなんて擁護する人もいるけど、いくら自由だって、なに言ってもいいワケじゃないでしょ。
こういう場に講師として来て喋るんだし、仮にもベストセラー作家なんだから、その影響力は自ずとわかるはずだ。

「もともと田んぼの中にあり、周りは何もなかった。基地の周りに行けば商売になると、みんな何十年もかかって基地の周りに住みだした」。
「基地の地主さんは年収何千万円なんですよ、みんな。ですからその基地の地主さんが、六本木ヒルズとかに住んでいる。大金持ちなんですよ」。
って、ちゃんと調べもせんと喋ったらまずいやろ。ただでさえ、頭の悪い人たち相手の勉強会だから、鵜呑みにするヤツも出てくるかもしれないし。事実、「あらためて言葉の大切さを学びました」なんて寝ぼけたこといってるやつもいるぐらいだから。

「米兵よりも沖縄県民による強姦事件の発生率の方がはるかに高い」って、もうなにをか言わんや。
「安保砲声が成立したら自衛隊員のリスクが高まるのではないか」の質問に対して、「発足以来、今までにも1800名の自衛隊員が殉職している」と答えた総理大臣と仲のいいお友達っていうのもうなずける。

「沖縄の新聞はつぶさないといけない」と言っておきながら、翌日には「あれは冗談で実は『ほとんど読んでいない』」だって。
ポツダム宣言を「詳らかに読んだことはない」のに、あれほど声高に「戦後レジームからの脱却」を唱える(最近はちょっと自粛してるようですが)総理大臣とソックリだ。

こんな総理大臣とこんな先生にものを教わらなきゃならない議員たちが物事を決めるなんて、ああ、コワイ、コワイ…。