平成最後の…

流行の枕詞をつけると、私にとって「平成最後の立山」。

初日はガスガス。

ポン太のリクエストで雪の大谷を見学後、雄山前面を1本だけ滑る。

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「the Day」は2日目にやってきた。

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まだバーンは堅いが、雷鳥沢を順調に登る。

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奥大日の向こう側には富山湾が広がり、能登半島までくっきり見える(残念ながら写真ではそこまで写ってないが…)。

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別山乗越でお約束の写真を撮って剱御前へ向かって最後の一登り。

剱沢への一本は少々クラスト気味ながら、少しスピードを上げれば快適に滑れた。

 

快晴ながら風は冷たく、剱を目前にしながらの昼食をそそくさと済ませて登り返し。

 

日当たりのいい雷鳥沢は最高のザラメになっていた。

この斜面を最も得意とする!? M澤さんの滑り。


2019.04.20雷鳥沢M澤

 

この斜面ではM澤さんにやられっぱなしのポン太は


2019.04.20ポン太撃沈

シールを外す前に、ブーツをウォークモードからスキーモードに戻すように、いつも言っているのに…。

 

気を取り直してその下の斜面でリベンジ。


2019.04.20雷鳥沢ポン太リベンジ

 

ブル道をテクテク上がった後は至福のひと時が待っている。

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夕食前に廊下の窓から。

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真ん中は槍ヶ岳みたいに尖った山のように見えるけど、そんな方向に陽が沈むはずもない。小屋の周りの除雪した雪の壁がそんな風に融け残っていただけ。

 

最終日は超強風とアイスバーンの洗礼を受けた。

東一の越からタンボ平を下る予定だったけど断念し、御山谷を登り返し。

M澤さんとポン太は室堂からアルペンルート経由で下山。

 

私は、LAスキースクールの黒川校長先生にお誘いいただき、もう1泊して末廣さんに写真を撮っていただくことにした。

朝イチはガスで真っ白けだったけど、8時前にはすっきり晴れ渡った。

気温が上がり、かなりザクザクの雪になったけど、半日気持ちよく滑らせていただいた(かなり疲れたけど…)。

 

スキーその他を室堂山荘に置かせていただいて、ほぼ手ぶらで下山。

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2日目の剱沢&雷鳥沢、最終日の撮影では、前十字、側副靭帯の切れた右ヒザをほとんど気にすることなく滑れた。

「『へいせい』最後の」の立山が「『じんせい』最後の」立山にならなくてよかった。