入院1週間

今回、図らずもいろんな初体験をした。
その中で一番つらかったのは、入院前の細菌に感染していないかどうかの検査だった。
鼻の穴に棒を突っ込まれるのだ。
ビーバップハイスクールで見た「鼻鉛筆」のリンチを思い出し、イッキに入院に対する不安が広がった。


オシッコの管を入れられるのもイヤだった。
痛いし、しばらくずっとオシッコしたいようなヘンな感触だし。
他の人に聞くと、どうやら麻酔をかけた後でやったらしいのだが、どういうワケかここの病院では違った。抜くときも確かに痛かったけれど、時間が短いからまだマシ。
しかも、これさえ我慢すれば終わり、っていうよりどころもあるし。


あとはやっぱり浣腸かな。座薬も同じようにケツの穴に突っ込まれるのだけれど、こちらは痛さと引き換えなので、四の五の言ってる場合じゃない。


振り返ってみると、私の場合どうやら「突っ込まれる」のが好きじゃないらしい。


逆に思いの他気持ちよかったのが、先日も書いた麻酔。
あんなに緩むんなら、ぜひ肩甲骨周りや背筋にもやってほしいぐらいだ。



「笑っていいとも」を見ながらウトウトしてしまった。目が覚めるとVANの専務がお見舞いに来てくれていた。
菅平では、春合宿まで多くがキャンセルになったそうだ。
地震の影響で入学式がGWにずれ込んだせいだと言う。


専務が帰った後、病院の外へ出てみた。
1週間ぶりだ。
毎朝零下10度を下回ってるという菅平と違って、上田の昼間は長袖のTシャツ1枚でちょうど心地いい。