東京出張

思いだしてみると、朝から時間に追われまくった1日だった。
昨夜中にメールニュースを書き上げるつもりが、くたびれて寝てしまったのが敗因。
目覚ましを4時にセットしたはずが実はセットされていなくて、目が覚めたら5時。
大急ぎでメールニュースを書き上げたのが6:40だ。
東部湯の丸サービスエリア7:20発の高速バスに乗るために車を飛ばす。
なんとか間にあったものの、朝飯も食えなかった。


東京では、スパイダーとナイスクに寄り、知り合いの人が入院している病院にお見舞いに。
その病院では面会時間が午後6時からだという。
日帰りなので、6:30新宿発のバスに乗らなくてはならない。
6:13まで面会して病院を飛び出した。
目白駅まで徒歩10分の距離を全力疾走し、山手線に飛び乗った。
息が切れる。


新宿駅で扉が開いたら再びダッシュ。
バスの発着場所のスバルビルはすぐ近くだが、6:30の新宿駅は人、人、人…。
真っ直ぐ走れるはずもなく、左右にすばやくステップを踏む。
これに比べたらコブの滑りなんて、超スローモーションの動きに思える。
この人混みをかわしてすり抜けられれば、スラロームなんて屁でもない。
最後の階段を駆け上がったが、集合場所にバスはいない。
信号待ちをしているバスを発見し、ドアを叩いて開けてもらう。
運転手が冷ややかに「ギリギリでしたね。一つだけ空いてる席がありますから」。
フツー、何列目の何番って言うだろ。


ゼイ、ゼイ、ゼイ…。
ゴホ、ゴホ、ゴホ…。
席に着いたものの、息が苦しくて咳が止まらなくなった。
前の席の女の子は「風邪移さないでよね」てな感じでこちらを振り向く。
違うっつーの、走りっぱなしだったから息が切れてるだけなの。


9時。東部湯の丸サービスエリア到着。
胸はまだつまっている。
喘息の発作のようだ。
東京滞在8時間。
使ったお金は電車賃のみ、920円だった。