日和田山

28日から2日間、埼玉県の日和田山というところへ岩場講習会で行ってきた。
西武線高麗駅から近いので、多くの人が岩登りの練習にやってくる。
特に28日はメチャ混み。
男岩、女岩、子供岩と3つの岩があるのだが、それぞれに何本ものロープが張られている。
驚いたのは、年配の人が多いこと。
私たちの講習会はクラツーの「百名山を目指す会」のイベントなので当然としても、他のグループも多くが60歳以上(と見受けられる)方々だ。
登山の中でもクライミングだけは若者たちの分野だと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
写真は私たちの講習終了後、男岩を登る(正確には懸垂下降という方法で岩を降りる)他のグループの人。私たちも同じところにロープを張って練習した。


講習は、まず岩場での基本的な歩き方、立ち方の説明から始まり、子供岩を2本、男岩を2本ずつ登った。
その後、自己確保をしながらクサリ場を通過する方法などを練習する。

2日間とも天候にも恵まれ、5時間あまりずつ、みっちりできた。


お客さんは、細かい足場にうまく足を置けなかったり、手の位置が高すぎて腕力に頼って上がろうとしたり、けっこう苦労していた。
片足でうまく立ち上がれないのは、置いた足の上に腰を移動できないからか。
スキーで外足の上に腰を載っけていく感覚がある人なら、感じをつかみやすいかもしれない。




これから夏山シーズンに入り、自分でクライミングを練習するチャンスはなかなかないけど、秋になったらちょっと本格的にやってみたい。