氷河を滑る!

最終日は雄山に登って御前谷を滑ることにした。
御前谷はつい最近、剱の三の窓雪渓、小窓雪渓とともに、日本に現存する氷河として認められた。
雄山の社務所前からまともに滑り出すと、斜度50度以上あろうかと思われるほどの急斜面だ。
ツッシーは足首痛で残念ながらリタイア。
akemi丼とN浦さんと3人で登る。
一ノ越からは岩ゴロゴロの斜面。
アルペンブーツでは登りづらいことこの上ないが、1時間半かけてゆっくり慎重に登った。



いよいよ滑降開始。
正面はあまりに急なので、一ノ越側の尾根のほうに移動してからスタートする。
N浦さん、快心の滑り。ご自分でも、「このトシでここを滑れる人はそんなにはいないだろう」とおっしゃっていたが、確かにそうだと思う。


ビデオではその距離感や斜度感がわかりにくいが、下の写真はビデオのところからさらに2本滑った場所から撮ったもの。
スタートした雄山山頂は遙か彼方である。



タンボ平側へ乗っ越す前にもう1本ビデオ撮影。
今度はakemi丼の滑り。


いやぁ、ホント、日本にいるとは思えない。
やっぱり立山は格別。
何度来てもけっして飽きることはない。