大荒れ! 立山

実は今日は7月16日だ。
もう2ヶ月近く、更新していない。
仕方なく、思い出しながら、少しまとめて書くことにしよう。

5/25は、大雨だった。
室堂山荘の食堂横、スキーを置いてある通路が水に浸かってしまうほど降った。
が、翌日は快晴。
いさんで剣沢へ出かけることにする。
雷鳥沢の急登を登り切って剣御前小屋の前で剣山をバックに記念撮影をしたときは、まだご覧のとおり。


それがいざ滑り出そうとすると、大日岳方面から湧いてきたガスで一寸先も見えなくなり、
隙をついて剣沢小屋の下あたりまで滑り降りたものの、今度は立ってられないほどの強風。
一体、俺たちが何をしたんだ! と叫びたくなるほどのアンラッキーだった。


私は普段から速く歩く方ではない。
山へ登るときもそうだ。
が、いざ滑る斜面が近づいてくると、俄然速くなる(らしい)。
ガイドとしては失格に違いないけれど、でも、オイシそうな斜面を目の当たりにすると、居ても立ってもいられなくなる。
実際、今日のようなことも起こりうる。
次の瞬間のことはわからないのだ。
ということで、受講料を払ってるにも関わらず、息切れしながらやっとついてきているみなさん、がんばって登りましょう(と、一応自己弁護しておく)。


最終日は、イマイチのお天気。
稜線付近は雲の中だ。
が、山崎カール下で自然のパイプ状になった楽しい斜面を発見。
奥から順番に3本滑る。

GW前のいい雪ならリップを抜けられそうだ。
来年はぜひ試してみたい。