今季初根子岳

今季初が2日続く。
週末の下見がてら、昨日から残っている生徒さんと一緒に、今季初めて根子岳に登ってきた。
朝起きたときには、まわりはガスで真っ白。
今日はダメかと思ったが、朝食後台所に朝日が射してきて、外を見ると青空が見えたので思い切って出かけてみた。


ダボスのリフトを降りて登りはじめたときにはまだガスっていたが、小根子を過ぎる頃にはすっかり晴れ渡った。
ヘリポート近くの樹氷の中でちょっと早めのお昼ご飯。

日差しは暖かく風もなく、最高の気分だ。
昨日までのひどい口内炎がウソのよう。
現金なものだ。


山頂は素通りして四阿山との間の大斜面を目指す。
日差しが強いせいか、少々雪は重い。
が、これだけの斜面を二人占めだ。
もちろん、他のシュプールなんか一本もない。

お楽しみの後は、登り返し。
途中まではシールでサクサク登れるが、最後の数十メートルだけは滑落の危険性があるのでシールを外して階段登行をしなければならない。
これがかなり大変だった。


山頂からはヘリスキーのコースの横の沢を下る。
が、雪が少なくて草や木がいっぱい出ている。
とても「快適」とは言い難い。
最後はいつものように牧場へ出ようとしたが、牧柵が雪に埋まってないので越えることができない。
仕方なくフード付きリフトの降り場の方へ出たが、左側にオープンスロープを見つけたので再びゲレンデ外へ。
が、これが大失敗。
いつもの道はブッシュだらけ、と言うより、ほとんど藪漕ぎ状態だった。

残念ながら雪はとっても少なかったけど、それでも根子岳はいい。
気持ちよくくたびれた1日だった。