仕上げの鬼岳カール

akemi丼だけがもう1日延長。
さすがに疲れてきている。
今日はどこへ行こうか?


2日目に滑った山埼カールの向こう側も考えた。
が、リトルアドベンチャーの阿部君から聞いていた鬼岳のカールも気になった。
龍王のカールを滑らず、直接鬼岳のカールを登れば、半日で帰ってこられるだろう。


一ノ越から御山谷の斜面に滑り込む。
南向きだから昨日の午後陽が当たった斜面は硬い。
でも、快適に滑れた。


鬼岳のカールの下に着いたら、デブリだらけだった。

陽の当たる斜面は、硬いバーンの上に湿った重い雪が積もったので雪崩れたようだ。
が、これ以上落ちてくる雪はないので、予定通り登った。


50分ほどで登り上げた。
左手に見えるシュートの上まで登りたかったけど、上の方で岩場を歩かなければならなそうなので諦めた。
雪のよさそうな日陰の斜面を狙って滑る。

2本目を滑りだそうとしたら、下から登ってくるブルークリフの広岡君が見えた。
彼らに向かって滑り込む。


左手のシュートを滑ると面白そうだ、と広岡君たちにアドバイスをして別れる。


一ノ越まで登り返したが、まだ11時。
このまま帰るのはもったいないので、山埼カールの手前をもう1本滑る。
ここもなかなかいい雪で、気持ちよく最後を締めくくれた。


天気のおかげで(いいのか悪いのか!?)5日間ぶっ通しで滑れた。
雪が降ったのは1日だけだったけど(それも湿った雪だったけど)、斜面の選択はうまくいった。
与えられた条件の中で、できる限り雪質がよくトラックの少ない斜面を滑れた。


85点。


ドラフトで言えば、ハンカチ王子は逃したけど、福井と大石を同時に指名できたぐらいか。