幸せすぎて怖い!?

ホントに晴れた!!


8時過ぎ頃、頂上へ向かって出発。
途中、ガスってきたが、滑り始める頃には晴れてくるだろう。
なんせ、私たちにはツキがある。


1時間ぐらいで肩まで登り、まず通称「澄川ボウル」を2段下まで滑る。
雪が変わったところで少しブレーキがかるが、すぐによく滑るようになり気持ちよく滑れた。
滑りながら自分がニヤニヤしていることに気づく。
akemi丼も「こんなに幸せでいいのかしら」と言っている。
登り返しは結構な急斜面で疲れたが、途中、澄川源流の斜面(澄川ボウルの隣)を見ると、あまりに気持ちよさそうなので、思わずもう1本。
登り返しの労力を考えて少しだけ滑るつもりでスタートしたのだが、思いの外いい雪でどこまでも滑っていきたくなる。
イカン、イカン、もう止まるんだナカニシ!!


再び肩まで登り返したところでお昼を食べ、ようやく頂上に向かう。
12時半、頂上着。
昨日笹ヶ峰をスタートしてからだと、実に28時間!(さんざん寄り道したが)
いよいよ火打山頂からの1本だ。
滑り出しが急なので、どの方向にコースをとれば長く滑れるのかがわからない。
望月君のグループのシュプールがあったので、上から見て右端を滑ることにする。


木曜から金曜朝に描けて降った雪が、意外によく滑る。
2400mの標高のおかげか。
サイコーです。
akemi丼と赤オニさんの勇姿もご覧あれ。


火打は、やっぱりパラダイスだった。
「♪火打よいとこ一度はおいで 雪は美味いしネイチャーはきれいだ」(マチダ先生のパクリですが)。
1時半過ぎにようやく高谷池ヒュッテに戻ってきた。


トラバースラインを帰るのもイヤなので、もう一度黒沢池に滑り込み、トラバース気味に富士見平へ出る。
ここで、火打山頂とはお別れだ。


婆返しを避けて、急斜面を下る。
先日よりさらに雪解けが進み、途中でスキーを脱いだ。
ヤブを漕ぎながら黒沢に向かって進む。
これも先日の下見のおかげで、ほとんど登り返さなくていいところに出た。
婆返しを降りてきたグループより2時間以上時間を短縮できた。
5時、無事笹ヶ峰到着。お疲れ様でした。