心配したお天気も大走り尾根の雪もなんとか大丈夫そう。
ただし、雪が少ない分、シール登行にはちょっと手こずる。
2時間半あまりかかって辿り着いた内蔵助カールの斜面は、他とはまったく違っていわゆる「面ツル」。
内蔵助山荘の向こうには剱八ツ峰が見える。
いつものように富士の折立側からスタート。
感動の一本。
ビデオはまたウチに帰ってからアップしよう。
誰も来ない、まったく私たち3人だけの贅沢な空間でゆっくりランチ。
あとはツボ足で直登だ。
M澤さんだけもう一本。
大走りの尾根に戻る。
たまにはスポンサーにサービスカット。
ちょっと狭いながらもそこそこ気持ちよく滑れた。
大走り尾根上の荒れた雪面を避け、雄山の超急斜面を降りる。
M澤さん。
ポン太くん。
この後が更に大変。
割れた沢に落ちないように一歩ずつ下る。
一カ所だけスキーを脱いだけど、狭くても雪が続いていて良かった。
やっぱり私はある種の運を持っているかも知れない。
8時間に及んだ快適でアドベンチャーなツアーも終了。
1日の締めは、大日岳に沈む夕日。