先日、失礼極まりないことをぬかしてしまいました。
「さすがに分が悪く、勝て、というのはムリな注文かも知れない」
とんでもありませんでした。
エディ・ジャパンはWC優勝2回、世界ランキング3位の南アフリカと、正々堂々と渡り合い、そして勝利をつかみ取りました。
自分自身の見る目のなさ、お恥ずかしい限りです。
大変申し訳ありませんでした。
南アフリカに勝つ、ということは、サッカーで言えば、ブラジルやドイツに勝つようなものです。
いや、点数のあまり入らないサッカーより、もっと難しいに違いありません。
しかも、ただただ防戦一方の試合とはまったく違いました。
守り抜いて最後にペナルティキックでポロッと勝ってしまう、そんな試合ではまったくありませんでした。
互角に渡り合い、3点リードされた試合終了間際でも、相手ゴールライン前でペナルティを獲得したにも関わらず、当然同点を狙うペナルティキックかと思いきや、ジャパンは何度も何度も挑み続け、ついに逆転のトライに繋げました。
その瞬間、思わず大声を張り上げてしまい、2匹の猫と息子が、それぞれ部屋から飛び出してきてしまいました。
30年以上前になりますが、フランス代表が来日したとき、日本代表との試合を花園に見に行きました。
結果はもちろん惨敗。
フランスのバックスの選手に、日本のフォワードがハンドオフで2人、3人と跳ね飛ばされてトライを奪われるという、大人と子供の試合のようでした。
その日本がこの勝利。
トシをとって涙腺が弱くなっているせいもありますが、涙が止まりません。
TVのアナウンサーの声もなんだかヘンです。
ひょっとして、泣いているのでしょうか?
バンザイ!
おめでとう!
ありがとう!