朱雀

ウワサの「朱雀」を食べに家族で小布施へ。

平日でも3時間待ちと聞いていたけど、11時過ぎに着いて13時には食べられると言うからマシなほう?

仕方がないので、整理券をもらってとりあえずお昼を食べ、お土産物屋さんを覗く。

小布施はつくづく上手く回っていると思う。

こうやって人気メニューのために滞在時間が増え、目的外の店にもおカネを落とす。

 

 

さて、いよいよ。

小布施堂。

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出てきました!

これが「朱雀」。

一人前1000円なり。

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(その場にいたほぼ全員がスマホで写真を撮っていた。そこら中のSNSでもっと美味しそうに撮れた写真がいくらでも出てくると思うので悪しからず…)

 

 

モンブランかと思いきや、一口食べると、栗の風味は満点ながらなんの甘みもなし。

あれ?

でも、めげずにもう一口食べ進めると、中から栗の餡が出てきた。

それと程よい配分で口に運ぶと、これはなんとも美味い。

最後の一口まで、一番美味しい配分で食べ続けるには、ちょっと熟練が必要かも!?

 

お茶を注ぎに来てくれたお姉さんに「1日何食ぐらい出るの?」と聞くと、「300個ぐらいですかねぇ」とかなり控えめなお答え。

いや、そんなはずはない。

整理券番号が「103」だったから、1グループ平均3人としても、この時点で300個は出ている。

後に待ってる人のことを思うと、余韻に浸ってる場合じゃなく食べ終わったらそそくさと立ち上がる。

 

帰りがけにたまたま原材料の栗が運び込まれるところを目撃。

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実は、9/16は私の誕生日で、だからこんなめったにしないようなことをしたワケです。

 

フェイスブックでも多くの人からメッセージをいただき、どうもありがとうございました。

 

ただ、(けっしてひねくれてるワケではなく)このトシになると、誕生日が祝ってもらえる日かどうか疑問に感じます。

 

以前は、誕生日はひとつひとつトシをとっていく「足し算」だった。

でも、いつの頃からか、寿命に向かって「カウントダウン」する日になった気がします。

その日はいつか、誰にも分からないから、だからこそ、今まで通りに自分のやりたいことをやり続けていきたい、そんなことをふと思った1日でした。