リベンジ! ピスラボ

1年ぶりのウイングヒルズ白鳥。
昨年はすり減ってツルツルになった、しかもプラスノーに比べてかなり硬い、ピスラボのマットに撃沈。
私一人だけ斜面をトラバースすることができない。
エッジに乗っているつもりでもズルズルとずれ落ちていく。
ごまかしてターンしても、思うところで止まれず、何度もあっち向いたりこっち向いたりしながら、挙げ句の果てはストックを引きずりブレーキをかけてようやく止まる。
エッジをギンギンに研ぐ重要性を再認識したことだけが、収穫だったような有様。


今年はエッジを研いできたのに加え、一番ツルツルになっていた部分のマットが張り替えられ、ずいぶん滑りやすくなっていた。

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それでも不思議なのは、同じように研いだはずの2本のスキーでも、初日に履いたほうはイマイチエッジの効きが悪く、2日目に履いたほうがいい感じだったこと。
2本とも古いスキーだけど、アーチベントの具合等がエッジの効きに関係するのだろうか?


生徒さんは3名。
皆、オフシーズンに何度もピスラボに足を運ぶほど練習熱心だ。

数本足馴らしした後は、プルークやシュテムを使って、ターン後半の外足荷重の確認。
あわてずに、外スキーがフォールラインに向いたところから荷重していく。


次に、やっぱりプルークスタンスで、ターン切り換えからフォールラインまで、重心を移動する方向を確認。


この2点を足裏で感じ取れるようにしておくと、パラレルスタンスに戻しても安心して滑れる。

お盆明けということもあり、平日にしてもかなり空いていたので、ちょっと滑り過ぎかな、と思うぐらい滑れた。



2日目は、前後のポジションを再確認。
まずは直滑降で。

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次にプルークファーレンで。

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これぐらいの斜度なら、何気なく斜面に対して垂直に立っていられると思うけど、みんなもう少しヒジを前に出して、上体の前傾を強くしたほうがいい。
ターン中にフォールラインに向かう部分は、スキーが加速していくわけだから、自分ではまっすぐ立っているつもりでも遅れがちになりやすい。


次に、下に滑っていく(=制動要素の少ない)プルークファーレンから、片方のトップを軽く持ち上げて(=もう一方の足の荷重を強めて)ターン。

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プルークの開き幅をだんだん小さくしていき、パラレルスタンスに近づける。


午後は、連続横滑りからのパラレルターン。


最後の仕上げにビデオを撮ろうと思い、先に滑っていってビックリ。
なんと、ポケットにビデオが入っていなかったという大ボケ。
仕方なく、スマホで撮影したけど、あまりにズームが効かなすぎて、なんのこっちゃ分からん。
なんとも締まらない終わり方。

リベンジできたのか、できなかったのか…。