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「徴兵制」を心配している方へ


集団的自衛権を認めて安保法案が通れば、ゆくゆくは日本でも徴兵制が敷かれるのではないか、そんな心配をする人がいます。
確かに、自衛隊は人手不足で、中間から上のいわゆるエライ人は十分に足りているのですが、イザというときに身体を張る下っ端がまったく足りていません。


でも、まったく心配には及びません。

 


用意周到な総理大臣は、ちゃんと手は打っています。
それが「アベノミクス」です。
アベノミクスによって、元々お金を持っている大企業や、大金持ちや、東京や、政治家に「富」は集中します。
ごくごく零細企業や、貧乏人や、地方や、スキー教師は、ますますビンボーになります。
トリクルダウン」なんて現象は、未来永劫、絶対に起こりません。
富はしたたり落ちることなんてあり得ないし、地方経済の底上げなんて、政治の中心が東京にある以上、夢のまた夢であることは、火を見るより明らかなことです。



地方で食い詰めた若者たちは東京へ東京へと向かうけど、そういう人のほとんどは東京でも食い詰めます。
その人たちの受け皿になるのが、なにを隠そう「自衛隊」です。
入隊すれば国家公務員で、パンツまで支給されるから、一銭もなくても大丈夫です。
もちろん身体を張る一番の下っ端ですが、そこそこいい給料をくれるので、不安定なハケンやブラックバイトに比べると、十分魅力的です。
自衛隊に入ったからと言って必ずしも戦場に行くワケではないし、たとえ運悪く行かされてそこで武器弾薬の補給作業をしていても、ロケット弾に直撃される確率は宝クジよりはちょっと高いぐらいでしょう(なんの根拠もないナカニシのイメージですが)。
パチンコ屋や競輪場、また今後強引に作られるであろうカジノの前には、自衛隊のスカウトマンがウロウロするようになり、ついフラフラと入隊してしまう若者もいるかも知れません。


こうやって入隊した人たちは、一応自ら望んで入ったのです。
自衛隊でケガをしようが、殺されようが、自殺に追い込まれようが、家族が四の五の言うことはできません。
保証を求めるなんて、もってのほか。


なにか似ていると思いませんか?


従軍慰安婦は、軍による強制ではなかった。

原発のおかげで喰ってる人がいっぱいいる。

基地のまわりに住めば儲かると思ってみんなやって来た。


きっと、後々そう言われます。
そうでないと生きられなかった事情なんて、誰もおもんばかってくれません。


だから、国民のみなさんが、憲法よりも、安全保障よりも、原発再稼働よりも、景気などと言って「アベノミクス」を支持している限り、「徴兵制」はあり得ないので、安心してもらって結構です。