昨日の安全保障関連法案を巡る衆院特別委員会の採決の場面を、ゴルフなどに興じていたばっかりに生で見られなかった。
何と言っても一番の見せ場は、採決を前に安倍首相が退席するシーン。
怒号響く中を、あくまで「聞く耳持たん」とばかりに歩き去っていく、冷徹な背中をカメラは追い続ける。
カラーだった映像がいつの間にかモノクロになって…。
こんな素晴らしいコンテンツは、そうそう転がっているものではない。
野党が浜田委員長の持つ議事進行用の紙を奪いさると、ポケットから別のコピーを取り出して読み上げる。
コントのキホンだね。
このVTRを教本にして、吉本興業の養成所辺りではそのタイミングをしっかり勉強するといい。
お笑い的にはもう一度取り上げて、今度はパンツの中からさらに別の紙を取り出してほしかったのだが、それではさっきの安倍首相のリアリティあふれる背中を台無しにしてしまうかな?