最終日は快晴。
ところが、M澤さんはビンディングが直らず、朝イチで下山するハメに。
最高の日にムネンなり、ムネンなり…。
赤オニさんは今回富山側から上がってきたので、当初の予定の御前谷ではなく、室堂ターミナルに戻れるコースに変更。
まずは一ノ越へ。
今朝の冷え込みでバーンがまだ緩んでいないので、一ノ越山荘でコーヒーをご馳走になって、三ノ越までガレ場を登る。
それでもまだ硬そうだったので、滑る準備だけ整えて最高の景色の中で30分ほどボーッとする。
手前は鬼岳・獅子岳。五色ヶ原の向こうに薬師岳、真ん中奥が黒部五郎岳。
まだ少し硬かったけど、御山谷側へ向かってスタートする。
いやぁ、長い、長い。
どこまで滑っても急斜面が続く感じ。
見上げると、こんな風。
斜面上のゴミくずみたいなのが御山谷を登り返している人だから、そのスケールが分かるだろう。
御山谷の斜面はほどよく融けて、超気持ちいい~。
いつも通り、大岩まで滑る。
鬼岳のカールを登り返し。
これは、ものの30分もかからない。
カールの中は、最高の雪。
いつ滑っても、ここは気持ちいい。
連続写真を撮ろうとしたけど、デジカメのバッテリー切れ。
やっぱり豆粒の赤オニさんのワンショットだけ(これじゃ滑ってるかどうか分からないけど…)。
一ノ越まで登り返し、一ノ越山荘でカップヌードルを食べ、本日の行程終了。
ここで、室堂ターミナルへ向かう赤オニさんを見送って、私はタンボ平へ。
東一ノ越からエメラルドグリーンの黒部湖を臨む。
タンボ平の下のほうは縦ミゾで脚がパンパンになったけど、いやぁ、いい一日でした。
4月はパフパフパウダーに当たることもあれば、ストップスノーやアイスバーンに泣かされることもある。
それに引き換えザラメの5月ははずさないなぁ。
2日はダメかと覚悟した天気も、結局3日間とも滑れたし。
5月の立山は超オススメです。