シルバー川柳

毎日寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
ここ菅平では、朝夕、ストーブをつけるべきか、もうしばらく我慢すべきか、悩むような気温が続いています。


久しぶりに本屋へ寄った。
ブルーガイドスキー別冊の「POWDER SKI」が出ていた。
ブラボースキー編集部は律儀にもいまだに雑誌を送り続けてくれている。
つい先日も「Fall Line」が届いた。
それに引き換えブルーガイドスキー編集部は、薄情にも(いや、それが当たり前か!?)まったく送ってきてくれないので、発行されたことすら知らなかった。
パラパラとめくっていると、昨年11月の立山の雪崩事故の記事があったので、あとで買って帰ろうと思っていた。


なにを探すでもなく本棚の間をうろついていたら、「シルバー川柳」なる本が目に止まった。

コレがもう、ツボにはまりまくり。
表紙の「『アーンして』…」はもちろん、ページをめくる度に笑いが止まらない。


「定年で 田舎戻れば まだ若手」
「ケータイの 返事しようと 葉書出し」
「注目を 一身に受け 餅食べる」
「老後にと 残した夢も 夢のまま」
「手おくれの 人で混み合う 美人の湯」
「漢字でず 辞書を引けども 目が見えず」
「突然に 医者がやさしく なる不安」
「オレオレの 詐欺もお手上げ 遠い耳」


そして極めつけ。
「墓参り 『下見ですか』と 尋ねられ」


10分もあれば読めてしまう本に、952円(税別)はいかがなもんかと思ったけど、結局レジに持っていった。
おかげで「POWDER SKI」を買うのはすっかり忘れて帰ってきてしまった。