熱中症って、どこの国の話?

乗鞍高原は晴れていたが、山頂付近は雲の中。
三本滝の駐車場では、自転車で登ってくる人ひとりひとりに「岐阜県側はガスと強風で通行止めなので、自転車は県境までしか行けません」と声をかけている。
ゲートのおじさんに聞いてみると、とても滑れるような状況ではないらしい。
でも、自分の目で確かめないと気が済まないタチで、とりあえず上がってみることにした。



大雪渓は、ガスッてはいるが、時折視界が開け、風もそんなに吹いていない。
これなら十分滑れると思い、昨日の場所を登りだした。



さぁ、滑り始めよう、というときに大粒の雨。
それでも、雨は強くなったり弱くなったりしていたので、3本滑った。


ガスはどんどん濃くなり、風も出てきた。
身体も濡れてきたので、寒くてたまらない。
TVのニュースでは、連日猛暑、熱中症の話題が取り上げられているというのに、ここでは疲労凍死のほうが心配だ。
日本は広い。


11時過ぎのバスで早々に引き上げた。