抑止力?

昨日、遅めの昼飯を食べながらテレビをつけたら、いかにも頭の悪そうなパネラー(名前も知らないけど)が、集団的自衛権に関してバカ丸出しのことを言っていた。


集団的自衛権を持つということは、戦争を仕掛けてくる国に対しての『抑止力』になるわけですよ。あなただって、相手がひ弱そうな男なら殴りかかっても、プロレスラー相手にケンカ売ろうとはしないでしょ」。



ハァッ〜?



そんな例え、納得できるわけない。
私はプロレスラー相手に素手で殴りかかろうとはしないけど、やっつけたければナイフ持ったり、それでもダメならピストルで狙ったりすると思うよ。
つまり、軍備拡張競争の引き金にしかならない、ってこと。



相手が大きくて強そうだから戦いを挑まない、なんてサル山の猿じゃあるまいし。
集団的自衛権が抑止力になる、なんて言ってるこのオッサンは、猿レベルの知能だな。



なんで、そんなわかりきったこと、たくさんのパネラーの誰も突っ込まないままなの?
それとも、これ自体「太鼓持ち」的な番組なの?



狡猾な総理大臣の考えてることは、ホントはここにあるのかもしれないね。
武器輸出三原則を見直しておいてから、軍備拡張競争を煽り、自衛隊にも防衛予算をバンバン振る舞って、武器を売りつける企業に儲けさせる。
アベノミクスって、そういうことか。