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ついに

「ついに」というか、「とうとう」というか、「やっぱり」というか、やってしまったスアレス
またもや相手選手に噛みついて、ワールドカップから追放されてしまった。
これで、ウルグアイが決勝トーナメントを勝ち上がるのはかなり難しくなっただろう。
本人にしたって、バルセロナへの移籍どころか、ひょっとしたらリバプールさえクビになるかもしれない。
が、もったいない、なんて思うのは我々凡人なんだろう。


しかし、まぁ、だいたい、大のオトナが「噛みつく」って、どうよ。
蹴るとか殴るとか、ヒジ打ち、スパイクで踏みつける、なんていうならわかる。
が、興奮して噛みついたなんていうのは、私の知る限りボクシングのマイク・タイソンぐらいか。


うーん、二人の共通点は何?
ひょっとしたら、本当の意味で「野性」なんじゃないか。
だからこそ、あんなパフォーマンスもできるのかもしれない。



飼い慣らされた犬や猫の試合に、野生のトラを放り込んじゃったんだな。
確かに、常軌は逸しているかもしれないけど、トラのパフォーマンスは圧倒的だ。



私はお行儀のいいサッカーの試合なんて見たくもない。
FIFAのあまりに重い最低のおかげで(だいたい、大ケガの恐れのあるヒジ打ちや踏みつけに比べて、歯形が残る程度だろう。どちらかと言うと、噛みつくような相手と試合することが薄気味悪いと思ったんじゃないか)、ワールドカップが、少し寂しくなった。
新たな野生のトラの出現を期待する。
そして、スアレスがその牙を折ることなしに、次回のワールドカップに戻ってくることを切に願う。