タナボタ

GW後半初日。
午前中は快晴だったのに、午後3時を過ぎると濃いガスが降りてきて、一の瀬ファミリーの上部はなんにも見えなくなった。
せっかくファミリーにしてはいいリズムのコブができていたのに…。
ビデオを撮ろうと思ったけど、まったくダメ。



でも、ね、世の中なにが幸いするかわからない。
今まで、コブのライン(へこんだところ=ミゾ)にばかり気がいってうまくリズムを取れなかった人たちが、まったく見えないことによって、コブに乗り上げたらストックを突いてターンに入るというシンプルな滑りができるようになった。
ラインを辿ることができなくて、反応と言うか対応と言うか、そういうので滑ってきたんだね。
もっとも私の近くしか見えないから、上のほうでもうまく滑ってるかどうかはわからないけど、最初にリズムを取れなかった人が途中からいいリズムで滑るのはかなり難しいから、ずっといいリズムで滑ってきたと考えるほうが自然だ。
濃いガスの中の2本は、なかなか面白い経験だった。