富良野岳へ

立山室堂山荘のマーシーと青ちん、木村センセと私の4人で富良野岳へ行ってきた。
マーシーは実家が旭川近郊にあるので、このあたりの山はメチャメチャ詳しい。
情報網もあるので、昨日30人以上が入ったメインの沢を避け、東側の尾根を滑ることにした。


登りは約2時間。
尾根に乗り上げたところで小休止。


室堂山荘チームは、さすがに速い。
遅れないように必死で付いていく。
斜度が増し、ファットスキーのシール登行が苦しくなってきたところで、ようやく到着。
風が強く視界も悪かったけど、滑る準備を整えたところで、陽が射してきた。
目の前にすばらしい斜面が広がる。


青ちん。


木村センセ。


マーシー


登り返して、さらに億の斜面をもう一本滑ってから登ってきた尾根のほうにトラバース。


少しだけツボ足で登って、ラストランは富良野岳で一番の急斜面。
出だしはまさに底なしの深さ。
間違いなく今シーズン一番のパウダーを味わった。
斜度はどんどん増し、最後はシュート状の狭い斜面。
さすがに今までのスピードで滑りながらコースを選ぶことは無理。
しかも、この頃には太ももが燃えそうになっていた。
太ももがパンパンになるほど、パウダーを滑り続けたのは初めてだ。
川原にたどり着いたときには、そのままへたり込んでしまった。


車まで戻って、吹上温泉に寄る。
ここもすばらしい温泉で、じっくり2時間近く入っていた。
その間に雪はどんどん強くなり、瞬く間に15cm以上積もっていた。


トトリのトシさんにTELしたら、旭岳も午後からいい降りになって、明日は完全にリセットされるだろうとのこと。
今朝引き払ってきた大雪山白樺荘にまた戻ることにした。
明日は、もう一度旭岳だぁ!