笠ヶ岳下見

19日からのツアーのために、やぐらに後泊して笠ヶ岳に登った。
夜明け前からかなり激しく雨が降っていて、かなり迷ったけど、一旦返ってまた新穂高まで出てくるのも億劫なので、とりあえず出発した。


笠新道はウワサに違わず長い急登だったけど、よく整備された道で歩きやすかった。
心配した残雪はかなり少なくなっていたが、まだ融けたばっかりという感じでお花が満開というわけには行かなかった。
それでも、写真はウラジロヨウラク


オオバキスミレ


ミネズオウ


コケモモ。



稜線上でライチョウの母子に遭遇。
7羽ぐらい、生まれたてのちっちゃいのがウロウロしていた。
カメラを取り出して写真を撮ったけど、どれもピンボケ。
動画にすればよかった。




約8時間で笠ヶ岳山荘到着。
山頂までは15分ほどだったけど、行ってもどうせなにも見えないので、小屋でゆっくりすることにした。
夕食後、ガスが晴れた。
槍・穂高の絶景。



朝4時過ぎまでぐっすり眠る。
4時20分頃、槍の周りの朝焼けがあまりにきれいだったので外へ出てみた。



朝食後、笠ヶ岳山頂へ。
360度の展望だ。
乗鞍と御岳。

左手前が黒部五郎、その後ろが薬師。
右側に並んであるのが剱と立山



稜線を双六方面に向かう。
途中、秩父平へ降りていく急斜面にはべったりと残雪が。
出だしの斜度は30度を優に超えるだろう。
スキーさえあれば快適な斜面だけど…。


その下は急斜面のトラバース。
尻餅をついたら下まで止まらないだろう。
これはとてもお客さんを連れてこられるような場所じゃない。


鏡平山荘で一服。
池に逆さ槍が映っている。


2時過ぎ、新穂高到着。
くたびれた。
ひらゆの森でお風呂に入って帰路につく。