鑓温泉リベンジ

先週、出発早々に敗退した鑓温泉にリベンジ。
今日こそ、天気は問題ない。
1週間でさらに雪解けが進み、かなり長い間、スキーを担いで登山道を歩く。
小日向のコルまで登り上げると、鑓温泉が見えた。
真ん中よりやや左側の雪の融けているところが鑓温泉。

と言ってもわからないだろうから拡大写真。


3時間半で鑓温泉到着。
が、ここまででは雪が悪くて滑っても面白くないので、さらに上を目指す。


少しでもラクしようとしたら、稜線手前で雪が切れてガラ場を渡るハメに。
ちょうど、その時、K若さんからTELがあり、片手に携帯、もう一方の手にサングラスを持って話していたら、突然足元の石が崩れて転倒。
身体を反転させてサングラスが壊れるのは防いだが、もうちょっとで自分が傷だらけになりそうだった。
足元の悪いところでは、くれぐれも集中しましょう。




3時間登って、天狗山荘前に到着。
疲れた〜。
出発から約7時間経過。

一緒に登ったLAスキースクールの長谷部君。


初めは大出原を滑る予定だったけど、こっちに登っちゃったし、大出原はシュプールがあるけど、こっちは誰も滑ってないので、この斜面を滑ることに決定。


このスケール。
長谷部君が豆つぶ(って言うか、三角の岩山の前の黒い点)です。


長い、長い斜面を滑り終わった後は、今日のハイライト、鑓温泉。
小屋は雪崩を避けるために冬には毎年たたんでしまうので、今は湯船だけがポッカリ。
ホンモノの貸切露天風呂。

ただし、もちろん混浴(って言うか、ほったらかし)だし、着替える場所もなんにもありません。


ずっと浸かってるわけにもいかないので、しぶしぶ帰り支度。
小日向のコルの登り返しは40分ほどだったけど、その後が大変。
とてつもなく深い縦ミゾ+雪が融けて立ち上がってきた枝に阻まれて、とてもまともに滑れるような状態じゃない。
台地の最後であきらめてスキーを担ぐ。
かなり時間がかかって、猿倉に帰り着いたのはもう5時になっていた。