空回り

新しい雪がないので、ちょっとゆっくり目に出かけようと思った。
フロントでロープウェイの券を頼もうとしたら、強風で止まってしまった、とのこと。
さて、どうするか。
天気予報を見たら、北海道の上空を低気圧が発達しながら通り抜けるようだ。
ここで待っていて、1日滑れないのはごめんだ。
フロントで聞くと、意外にも富良野が近いらしい。
が、今日は日曜日で混んでいるだろうし、向こうもゴンドラが止まったのではたまらない。
カムイは結構遠いし、1番近いキャンモアはつまらない。
結局、ピップへ向かうことにした。
が、このいつになくすばやい決断によって墓穴を掘ることに。



スキーをハイエースに無理やり積み込み、ナビ子をセットしてスタート。
ナビ子に導かれるまま、順調に旭川市外を通り抜け…。
ん? ナビ子が指すのは旭川鷹栖インター。
え? 高速乗るのかよ。
それなら旭川北インターから乗ったほうが…。
案の定、旭川北を通り抜けて比布インターへ。
やられた!


ピップは意外に人がいたけど、3時間券が1600円。
とりあえず、お昼を食べてから滑ることに。
このお昼がまたスゴイ。

ちなみに今日のメニューはいくら丼とあら汁、鹿肉のカレーなど。
イクラの乗せ方も豪快だ。
後から思えば、この昼食が本日のハイライトでした。


リフト券売り場のおばちゃんは、時間もサービスしてくれて、リフト終了時間まで滑れるようにマジックで書いてくれたけど、3時を過ぎると寒くて、早々に引き上げることにした。


帰りはナビ子を信用せず、旭川北で高速を降りたら30分以上早く着いた。
旭岳へ上っていく途中、あまりに多くの車とすれ違うのでイヤな予感はしていたが、案の定、ロープウェイは10時20分には再開したとのこと。
すばやく動きすぎて、大失敗の一日だった。
こんなところへ来たときには、滑れなかったら一日じっと待つ、ぐらいの胆力が必要かも!?