菅平へ帰ってすぐの週末は、大野センセが来てくれて、モーグル講座を開講した。
初日はクラス分けをせず、大野センセがまとめてメンドー見てくれたので、
私はビデオに専念し、レッスン中のほぼすべての滑りをビデオに収めた。
大野センセの「教え」は明快だ。
コブの中でもターン前半を作ってコントロールするという。
山側のスキーにすぐに乗って横に向くのではなく、両スキーに乗って下へ滑り込む。
切り換えで大切なこと。
1.両スキーで立つ
2.前に移動する
3.スキーを止めるのではなく、トップ方向に動き続ける
今シーズン、ずっと整地でレッスンしてきたことと同じじゃないか!!
この滑りなら、コブの凹にドスンと落ちることはない。
凸に乗り上げるときにもトップが飛び出すこともない。
深いコブにも安心して入っていける。
大野センセのお手本を前から、横から、後ろから、再び前からどうぞ。
前半を作ってコントロールしているので、とてもゆっくり滑れる。
切り換えで腰を前に出して、斜面にまっすぐ立とうとしている。
その場で下へ向くのではなく、トップの方向へ動きながらターンを切り換えている。
ターン前半を作ることで、縦長でも、深まわりでも、ターン弧を自在に操れる。