一体なにが不足なんだ!

丸沼へ行ってきた。
参加者は赤オニさんとakemi丼。

二人とも(私も含めて三人とも)月曜日にNZから帰ってきたばかりだ。


NZでさんざん滑っておいて、この上プラスノーでまで滑るなんて

「一体なにが不足なんだ!」by 赤オニさん

って感じである。


初日は、到着するなり大雨。
昼食をとりながら1:30頃まで待ったが、止む気配もないので滑ることにした(滑るんかい!!)。
途中、雷でリフトが止まったりもしたが、ほぼ最終まで滑った。
雨が降っているとシリコン油をつけなくてもよく滑るので便利ではある。
が、願わくば、もう少し適度な雨にして欲しかった。


2日間を通じてポジションの練習をした。
GWからやかましく言っている「ストックの先を前に出す」がキホンである。
山まわり部分では「外傾」を、ターンの切り換えでは斜め前への移動がポイントになる。
いずれもストックの先を前に出す(=親指を上に向ける=手首をブロックする)ことによって生まれる必要最小限の動きを大切にした。


山まわりで小さな外傾を感じられるようになると、脚を深く曲げながら外傾を深くする(=身体の外側が弓なりになっていく)。
初めから深い外傾ポジションをとると、肝心の時に外傾がなくなってしまう。


ターンの切り換えも同様だ。
足裏の中だけで重心の移動を感じられるようになってから、脚の伸ばしを大きく使ってはっきりクロスオーバーする。


「小さな動きから大きな動き」。
オーバーな動きで運動を理解し、それを洗練させていくという、従来の練習とは逆だ。
が、今回の丸沼で赤オニさんとakemi丼を相手に試してみて、この方法に自信と確信が持てた。


写真は二人ともそれぞれの不得意側ターン。
かなり修正されていいポジションになってきているのがわかる。


雪の上での練習なら、もっとわかりやすいかも知れない。
でも、この時期に必要な動きの予習をし、理解を深めておくというのはとても大事なことだと思う。
これは宣伝ではなく、もっと多くの人にこの時期のプラスノーを経験して欲しいと思う。