山三昧

8/4から針ノ木岳へ、8/8から白馬三山、8/11から爺ヶ岳・鹿島槍へ行ってきた。

針ノ木は登りはじめと同時に大雨&雷、どうなることかと思いきや、
雨脚は徐々に弱くなり、小屋に着く頃にはほとんどやんで、蓮華岳では晴れ間も見えた。
2日目は好天に恵まれ、快適な稜線歩きだった。

写真は針木岳へ向かう途中、マヤクボカールをのぞき込んだもの。
何年か前の春に山スキーに来たが、あまりの強風で途中敗退した岩が懐かしい。


稜線上からは黒部湖が見渡せる。

昨年の五色ヶ原からの帰り、ダム湖のまわりを延々と歩いたっけ。


白馬三山は3日間とも好天に恵まれた。
大雪渓もスッキリと晴れ渡り気持ちよく登れた。
が、雪渓が終わるあたりからとても暑くなり、お客さんはバテる人続出。
塩を舐めさせ水を飲ませ、ザックを持ってやり、ようやく稜線まで上がった。
写真は旭岳に沈む夕日と、翌日妙高の横あたりから登る朝日。


2日目も快晴で、杓子岳から白馬鑓ヶ岳を通り鑓温泉へ向かう。
イブキジャコウソウ(上)やシロウマリンドウ(下)が咲いていた。

鑓温泉からの朝日は乙妻山と高妻山の間あたりから昇ってきた。


爺ヶ岳・鹿島槍も晴天続き。
今年は山スキーといい登山といい、天候には恵まれている。

種池山荘を出てすぐの稜線から撮った鹿島槍ヶ岳
双耳峰が美しい。
槍・穂高もきれいに見えた。


イブキトラノオクルマユリ

お花は最終盤を向かえているが、遅くまで雪が残っていた場所にはチングルマも咲いている。
鹿島槍の山頂では1時間近くもまったりしていた。
時折、長野県側からガスが湧いてきたが、天気が悪くなることもなく2時前には冷池山荘に戻った。



最終日種池山荘近くで見かけた雷鳥の親子。
このあとヘリの荷揚げがあり、プロペラの音に驚いたヒナは右往左往していたが、母鳥は慣れているのか、落ち着いたものだった。


15日から再び白馬三山(天気は悪そうだが、落石だけはごめん被りたい)。
月曜日からは針ノ木岳だ。