ゲレンデ外だド初日 湯の丸山

「ゲレンデ外だド」はゲレンデではないところを案内するコース、つまり山スキーの入門編だ。
山用スキーとシールを使って登り、オフピステを滑る練習をする。
自分ではこのネーミングが気に入ってるのだが、一般には少々わかりにくいらしい。
…当たり前か。
スクールのパンフレットの原稿を出したときに「ゲレンデガイだド」という標記にしておいたら「ゲレンデガイドだ」に勝手で校正されていた。


さて、コース初日は湯の丸山。
湯の丸第1リフトを降りて、1時間半から2時間の登りで山頂に到着する。
そこからは登ってきたコースを滑らずに、北側のピークから旧鹿沢のスキー場(今はすでに閉鎖されている)に向かって滑り降りる方が快適だ(鹿沢から湯の丸に戻れるよう、あらかじめ車を回しておかなければならないが)。


今日は天気はイマイチだが、このところずっと雪が降っていたので雪質はいい。
山頂直下は風が当たるため少々クラスト気味の重い雪だったが、その下の沢状の斜面はけっこう深く、雪煙が肩ぐらいまで上がる。
赤オニさんとおいちゃんのベストショット。


カラマツの林の中をすり抜けて、旧鹿沢の第2ゲレンデ跡に出た。
今年はそこそこ雪が多いのだが、それでもブッシュだらけだ。
それでも適度な斜度の斜面を快適に滑れた。
昔いつも滑っていた第3ゲレンデ跡は、もうジャングルのようになっている。
あとでもう1本滑りに来たときにこっちへ来てみたが、リフトが架かっていた跡のスペースを滑り降りてくるのがやっとの状態だった。