これ、冬の写真じゃないですよ。
正真正銘、６月７日午後７時のナカニシ自宅前だ。
子供を迎えに上田へ下っていると携帯が鳴った。
妻から「ヒョウが積もって滑るから気をつけて帰ってこい」とのこと。
真田付近は、雷が鳴り強い夕立が降っているものの、「そんなバカな」と思いながら車を走らせる。
菅平トヨタの角を曲がっても、ヒョウなど積もっている気配はない。
だいたい、ヒョウなんて一瞬のものだから、もう融けてしまったのだと思いながら、
イナリールホテルの前を通り過ぎると、確かに道が真っ白だ。
VANスクエアガーデンからウチの前にかけてがもっともひどく、５cmぐらい積もっている。
ウチに着くと、妻が車の屋根が心配で玄関の前に立ちつくしていた。
このヒョウは翌朝まで残っていた。
が、ツバクロへ上がっていく交差点の先はどうってこともない。
ウチを中心にねらい打ちされたようだ。
近所の年寄りは「菅平で80年生きているけど、こんなのは初めてだ」と言う。
このヒョウで、VANの専務のキャンバストップの車の屋根は穴だらけになり、
近所の畑のレタスは粉々になった。
