スキー場なのにオフピステ

朝食を見てまたびっくり。
イカの刺身、すじこ、めかぶ、焼き魚、納豆、温泉卵、海苔、野菜の煮物、ベーコンエッグ、サラダ、コーヒーやジュースは飲み放題。
このおかずを全部食べたらご飯は5杯は必要だ。
朝からとても食べきれるものではない。
これが夕食でいいから6500円泊まれたらいいのに…。

今日は、八幡平スキー場で滑る。
リフト3本(しかも一番下のリフトはシングル!)のこぢんまりしたスキー場だ。
とにかく、一番上まで上がってみる。
圧雪はまったくされていない。
白と黒のまだら模様で、白い部分は昨日降った雪、黒い部分は表面が一度融けて再び凍ったところで、春のオフピステでは一番気持ちいいフィルムクラストになっている。
2本目のリフトのところはだだっ広い急斜面。
スキー場全体で10数人のお客さんしかいないようで、ご覧の通り、カンペキ貸し切りバーンだ。
写真は斜面独り占めで気持ちよく飛ばすおいちゃんⅡさん。


リフトの右側にも滑れそうな斜面があった。
第3リフトの上から回り込む。
一番上は雪庇になっていたりしたが、そこを回り込めば快適な斜面が広がる。
ダケカンバやオオシラビソの間を気持ちよく滑れた。
それにしても、リフトが使えるっていうのは偉大なことだ。
八甲田のほぼ3日分の滑走距離を半日で滑ってしまった。
まぁ、この時期の平日ならでは、だろうけど。


食堂のおねえちゃんに聞いたら、先シーズンは4月第1週で営業終了したらしい。
去年の方が雪が多かったでしょう、と聞いたら、どうもコンディションの問題ではなく、リフトのおじさんの農作業の都合らしい。
いくらいいところでも、スキー教室のスケジュールに組み込むのは難しいかもしれない。
来年も有志を募って漫遊しますか?


ゲレンデ内だけでも十分にオフピステ!? を楽しめるのだが、左手の方にもなかなかよさそうな斜面が広がっている。
そんなに歩かなくてもよさそうだ。
パッと見、1時間弱ぐらいか。
下もスキー場の方に戻ってこられそうだし、最悪戻れなくても秋田側へ抜ける道があるのでそこへ降りられるだろう。
でも、おいちゃんⅡさんは歩きたくなさそうだったので、今日は午後もスキー場で滑り、快適なホテルに連泊することにした。
1泊2食で9500円(本日はさすがに和洋室のチャージがついて11500円)。
それでこのお品書きの料理が食べられる。
東北は、とことん美味しいところだ。