積雪期ルートガイディング講習

SIAが山岳ガイド協会と提携して行っている「積雪期ルートガイディング講習」に参加してきた。
雪のある時期に登山のガイドをすることはおそらくないだろうけど、山スキーばかりでなく、スキー場での講習時にも役立つヒントがいっぱいあった。


まずは自然解説。
アニマルトラックや冬芽の観察など。
ウサギはもちろん、リスの足跡もあった。
シカやカモシカはやたら多く、木の幹には角研ぎの跡や樹皮を食べた跡がいっぱいあった。
オニグルミは羊の顔をしていた。
ウサギの耳のような芽をつけていたのはオオカメノキだ。
枝の先にドライフラワーがついているのは、「ノリツッコミ」なんて考えてたらすっかり名前を忘れてしまっていたけど、後で調べたら「ノリウツギ」だった。


アイゼンとピッケルを使っての歩行練習。
危険箇所の通過のためのロープワークもやった。
昨秋も講習を受けたが、何度やってもロープの結び方を覚えられない。
講師の先生、申し訳ありません。


今回の講習会は霧ヶ峰周辺で行った。
今年は雪が少なくてダメだけど、なかなかオイシそうな斜面がいっぱいあった。
斜度はあまりないけれど、根子岳と同じように雪が軽いので気持ちよく滑れそうだ。
エコーバレーのリフトを使えるので、アプローチも楽そうだ。
来年はぜひチャレンジしてみよう。