古巣

7年前(いや、もう8年かな)までいた、ナイスクの事務所へ行ってきた。
事務所は私がいた頃とは比べものにならないほど大きくなり、
何倍もの人が働いている。
もう、ほとんどの人は顔も名前も知らない。
とても忙しそうで、就業時間の6時はとっくに過ぎているのに、誰ひとり帰ろうとしない(私も遅くまでいたり泊まったりしたこともあったが、私の場合は定時に出勤するわけではないし、昼間はほとんど遊んでいるようなもんだったので…)。


そんな中で、私の在籍当時からいたH間さん、スキー教師仲間だったS藤さん、T井さん、スキー事業部長のS藤君は、私に付き合って一緒に飲んでくれた。
まだ仕事がいっぱい残っていて、もう一度事務所に戻ってそれをやらなきゃならないのに、である。
会長(通称「奥様」)は、普段は午前中しか事務所に出ておられないのに、
わざわざ出かけてきてくださり、10時過ぎまで付き合ってくださった。
社長のM尾さんは、私が事務所を出るときに、エレベーターの前まで来て、見送ってくださった。


ホントに、ありがたいことだ。
私が菅平でこうやってスキー学校を開いていられるのは、ナイスクの懐の深さのおかげである。
これからもずっといい関係でいたい、と思う。